この度、第21回／作曲コンクール（国際ピアノデュオコンクール）において、可知奈尾子の作曲作品「碧色の波」が審査員特別賞を受賞しました。コンクールの会場は、東京品川にある「スタインウェイ」の本社。
私の作品はタイトルが示す通り、美しく青色に煌めく＜波＞の様子を様々な手法で表現しています。

かのドビュッシーが「音で絵を描く」と語られていたように、私の創作へのコンセプトも「音で映像を描き出す」ことを主軸にしています。この私のコンセプトが審査員の方に伝わった、と評価をいただきました。
これを励みに、また地道な創作活動に着手してゆき、その中で習得した技術を、日頃のレッスンを通して生徒さんをはじめ後進の育成に投影してゆきたいと思っています。